鳥取県議会議員広谷なおきの公式ホームページ。「なおちゃんのほっと通信WEB版」を配信。県政と住民との声の往復【広谷なおきの情報ひろば】

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平成30年度当初予算3,386億円

鳥取県の新年度当初予算は、国からの地方交付税の大幅減額により、昨年度比3.1%(108億円)減の厳しい状況にありますが、2月の臨時補正予算を含めた14か月予算では1.8%(63億円)増で、喫緊の課題に切れ目なく対応します。

「震災後へのふるさとづくり」、「活力ある産業と働き方対策」、「安心・安全な地域社会」、「人と地域の未来を拓く」 の4つを大きな柱に、全体として「〝やりくり〟しながら頑張るぞ!」 の予算となっています。

私たちの暮らしに深く関わるものとしては、山陰近畿自動車道「岩美道路」をはじめとする高速道路網整備の一層の促進、山陰海岸ジオパークの磨き上げ、農業・漁業の振興や持続策、住みやすい環境づくり・子育て支援・移住対策、県外からの入学を進める高等学校改革などにも厚く配分されています。

地域住民の声と県政の情報をつなぐ大切な役割を、今後も果たして行きたいと思いますので、変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

鳥取県議会議員 広谷 直樹

一般質問壇上

【活動報告】3月8日(木)、2月県議会でジオパークと有害鳥獣対策について県の姿勢を質す。

鳥取県議会議会での一般質問

平成30年2月定例会

山陰海岸ジオパークについて

広谷議員質問 昨年夏に行われた日本ジオパーク委員会の再認定の現地審査では、2年間の条件付き再認定という厳しい結果だった。本年7月にはユネスコ世界ジオパークの2回目となる現地審査の予定だが、それまでに日本ジオパーク委員会から指摘された問題点を早急に解決しておく必要がある。

指摘された最も大きな問題点は「推進協議会の事務局体制が広域的な連携を欠いており、山陰海岸ジオパークの将来をどのようしたいかのコンセプトが見えてこない」というものだった。この問題点の解決について平井知事の所見を伺う。

平井知事答弁 事務局の連携体制については、3府県の知事で話し合い、若干トップダウンの組織改革になるが、会長代行として「ミスター山陰海岸ジオパーク」のような学識があり全体を見渡せるような方を、また事務局長にはこれまでのような2年で交代するような行政職員ではなく、3府県のOBのような交代の必要のない人材を人選中だ。コンセプトについては、これまでに磨いてきたものを一層共有化することが重要だ。

菜種島

【活動報告】山陰海岸ジオパークは、7月に「ユネスコ世界ジオパーク」の厳しい現地審査を控えている。

質問 問題点の指摘を受けて推進協議会では1、2月に計3回、地域の団体や住民とともに山陰海岸の未来を考えようと「ジオパークステップアップ会議」を開催したが、この会議を通じて見えてきた課題などについて所見を伺う。

酒嶋生活環境部長答弁 「ジオパークステップアップ会議」では「儲かるジオパークにする」「地域を越えた教育活動が重要」など様々なご意見を頂いた。今後も様々な形でこういった場を設けていく。

一般質問議席

【活動報告】3月8日(木)2月県議会一般質問で議席からの追及。広谷議員は平成23年の県議就任以来、代表質問の次の会議を除き、毎回質問に立っている。

質問 「山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館」は新年度に、外国人対応の職員を配置したり、ジオパーク全体の中核拠点施設として位置づけるなどの水準向上を図っているが、どのように変化して行くと考えるのか知事に伺う。

知事答弁 「海と大地の自然館」は、専門分野の学芸員が常駐し、展示も広くジオパーク全体をカバーしている、などの理由からジオパークの中核施設と位置づけた。今後も一層の充実を図りたい。

岩美ジオフィールド

【活動報告】更衣・研修棟も加わり活動が充実化している「岩美ジオフィールド」(渚交流館側)。「海と大地の自然館」はジオパーク全体の中核拠点施設に。

質問 県の「海と大地の自然館」と町の「渚交流館」とが一体化して「岩美ジオフィールド」となりアクティビティも活発化しているが、さらにツーリズムの振興としてジオパークを生かした教育旅行の可能性を探ってはどうか、知事の所見を伺う。

知事答弁 教育旅行は平成26年度は7校だったが、28年度は33校に増え4,000人の生徒さんたちが来られるようになった。上がり調子にある教育旅行につなげて行きたい。

有害鳥獣対策について

質問 県内では中山間地を中心に鳥獣被害が深刻化し、農産物被害は、8,000万円前後で推移している。平成29年から5年間の特定鳥獣のイノシシやニホンジカの管理計画を策定し、一定の成果を上げているが今後の有害鳥獣捕獲事業をどのように考えるか知事に伺う。

知事答弁 捕獲頭数は年々増えており過去最高となっている。また捕獲には近隣の兵庫県・岡山県との連帯が大切で、これも年々協調も高まっている。さらに中国5県でも一緒にやろうと呼びかけている。今後もこのように広く連帯しながら有害鳥獣捕獲を進めていきたい。

ちづdeer’s1

【活動報告】4月5日(木)、オープンしたばかりの智頭町のニホンジカ解体処理施設「ちづDeer’s」を視察。県と町が支援、年間500頭を処理する。

質問 鳥獣保護法によれば 捕獲した個体は埋設するか焼却しなければならず、狩猟者にとっては大きな負担だ。処分対策をしっかり整えなければ捕獲頭数も増えない。またジビエとしての利用を一層活発化するためにも、捕獲した大型動物の焼却施設の整備が必要と思うが、所見を伺う。

岸田農林水産部長答弁 食肉加工施設と焼却施設を広域で設置して欲しいという意見は多い。市町の議論を注視し、話がまとまれば県として必要な支援を検討したい。

ちづdeer’s2

【活動報告】鳥取ジビエの活性化に役立ちたいと抱負を語る「ちづDeer’s」の赤堀広之さん(白衣)。そのためにも焼却施設の整備が急がれる。

(質問日:H30年3月8日(木))


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