鳥取県議会議員広谷なおきの公式ホームページ。「なおちゃんのほっと通信WEB版」を配信。県政と住民との声の往復【広谷なおきの情報ひろば】

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鳥取県議議員 第二期目を迎えて

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日頃より厚いご支援を賜り誠にありがとうございます。先の統一地方選挙により、引き続き鳥取県議会議員の重責を担うこととなり、身の引き締まる思いです。

現在「地方」が向き合っている様々な課題を乗り越えて行くには、地方に生きる一人一人がともに考え、知恵を出し合い、それを一つに束ね、行政へ届け、明日を開く政策を実現して行かねばなりません。真剣な思いをスピード感をもって行政へ、また行政の情報を素早く住民に伝える。それを県会議員の大きな使命とし、実行して行きます。

今後も皆さまの暖かいご支援をお願いいたします。

鳥取県議会議員 広谷 直樹

鳥取県議会での一般質問

平成27年2月定例会

農業問題について

広谷議員質問 我が国は、世界に先駆けて、人口減少・超高齢化社会を迎えており、政府は「地方創生」の取り組みとして、2060年に人口1億人を確保する長期ビジョンと、2015年~19年の5年間の数値目標・施策・基本的方向を示す総合戦略を決定した。これを受けて、鳥取県も平成27年度の早い段階で地方版総合戦略を作らなければならい。

鳥取県の基幹産業は農業であります。
①現在農協改革が進行中であり、今後は県内3つの地域農協の役割は一層重要となる。県はそれぞれ農協の積極的な取り組みを促し、県との連携を強化してゆく必要があるが、知事の所見を伺う。

②農地中間管理事業は、農業の生産コスト削減に向けて、担い手への農地集積と集約化に取り組むものだが、現状では当初の構想から後退している面も見受けられる。知事の所見を伺う。

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③耕作放棄地解消状況もここ数年1,040㌶前後で横ばい状態。また解消が確認された面積の内でも営農が再開された面積は半分という状況だ。営農未再開の農地は再び放棄地になる可能性があるが、このような現状を知事はどう考えるか伺う。

④また、交錯放棄地の再生には担い手の育成と農地中間管理事業が重要となるが、この中間管理事業によって耕作放棄地が解消された実績について、併せて伺う。

⑤全国的に多くの銘柄米で価格が下落している。本県でもコシヒカリ一等米60㎏が昨年より2,800円安い9,200円に急落した。このような価格では米の担い手がいなくなる恐れがある。国は今年産米の耕作を支えるために、実行耕作面積に応じて、緊急・暫定的に助成金を支払うこととしたが、それへの本県での申込み状況はどうか? また農家が安心して米づくりをするには暫定ではなく長期の支援策が必要と思うが、知事の所見を伺う。

03県政報告会

情報を広く共有 県政報告会(3月8日、岩美町中央公民館)

平井知事答弁 ①各農協の戦略的な取り組みが重要になってきており、これは農業者の所得の増進の観点から望ましいことだ。広谷議員が言われるとおり県としてもしっかりと連携してゆく必要がある。

②農地の貸し手と借り手(担い手)とのマッチングについては苦労したと面もあるが、粘り強く話し合いをして、また市町村も協力の輪がだんだん広がり、最終的に477㌶で全国第6位ということだった。

③耕作放棄地の解消についてはいたちごっこのような所があるが、解消の努力が上回ってゆかねばならないわけで、米ばかりではなく、特産品づくりを奨励するなどの事業を進めてゆくことにより、放棄地解消に取り組んで行く。

⑤国の稲作農業の緊急対策については予算編成の土壇場で出てきたこともあり、使い勝手が悪いということがある。その点国に申し入れたいと考えている。

野田農林水産部長答弁 ④耕作放棄地の解消は、25年度に249㌶、その内耕作放棄地再生事業は40㌶となっています。

⑤国の稲作農業の緊急対策事業については、1月末の申請期限までに116件でした。更に追加募集もしており、県としては各地域と連携して、取り組みやすいメニューでこの事業実施を更に働きかけたいと考えております。

04出陣式

出陣式で(平成27年4月3日)

松葉ガニのブランド化について

質問 ズワイガニ、ベニズワイガニとも、都道府県別の水揚げ量では鳥取県がダントツの1位、都市別のカニ消費量では、鳥取市がこれも1位で、第2位の金沢市の倍以上だ。県内では27隻の沖合底引き船が操業しているが、平均単価で前年を19%上回る、キロ当たり4,325円だった。

しかし他府県を見ると、越前ガニ(福井県)6,920円、間人ガニ(京都府)5,190円、松葉ガニでも兵庫県は鳥取県より高い単価だった。鳥取県は生産量・消費量とも日本一でありながら、知名度の低さが価格の低さとなっている。

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他府県に負けない松葉ガニのブランド化を

今年度、県と鳥取県観光連盟は誘客の取り組みとしてウェルカニ・キャンペーンや、県名を「蟹取県」とするなど積極的にPRを行った。その成果について知事に伺うとともに、更なる松葉ガニのブランド化に向けて、今後どのような取り組みを行うか、考えを伺う。

平井知事答弁 今までは、鳥取県が松葉カニの主産地・消費地だという認知を全国から勝ち得ていなかった。ウェルカニ・キャンペーンも「蟹取県」もそういう認識を広げ、イメージづくりをする第一歩だ。広告料換算で10億~20億円だったと考えている。今後は、「鳥取県の松葉ガニは高級料亭などでも十分に使って貰えるものなんだ」などのイメージを浸透させ、高級ブランド化を狙って関係者とも戦略を練り上げて行きたい。

(質問日: H27年2月26日、抜粋)

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